学生発の産学連携で、野菜との“新しい出会い”を演出

産学連携

麗澤大学かえで1階に「ロッキン★ベジみくじ」登場
――学生発の産学連携で、野菜との“新しい出会い”を演出――

麗澤大学かえで1階のカエデスペースに、ロックな野菜キャラクターが描かれたおみくじ「ロッキン★ベジみくじ」が設置されました。学生が気軽に1枚引くと、ユニークな性格診断コメントと“今日のラッキーアクション”、そして野菜に関する一言メッセージが書かれたカードがもらえる無料のおみくじです。

この企画は、社会課題解決事業「ロッキンベジタブル®︎」を展開する株式会社ノースエレメンツと、麗澤大学・籠ゼミによる産学連携プロジェクトとして生まれました。ロッキンベジタブル®︎は、「野菜との新しい出会いとノリを楽しむ」ことをテーマに、音楽やアートを通じて農業の魅力を発信しているプロジェクトです。ロックフェスで“まだ知らないアーティスト”に出会うように、「どんな野菜キャラが出てくるか分からないワクワク感」を、おみくじという形でキャンパスに取り入れました。

おみくじ箱や案内ポップのデザイン、設置場所の検討、メッセージ内容の作成などは、籠ゼミの学生が中心となって担当。箱の側面には、ロッキンベジタブル®︎の公式サイトにつながるQRコードも貼付されており、引いたキャラクターの設定や、野菜に関するストーリー、レシピなどをスマートフォンから閲覧できます。学生たちは「授業の合間に、友だち同士で楽しみながら食や農業に興味を持ってもらえたら」と話しています。

籠ゼミの籠先生は、「社会課題を学ぶだけでなく、自分たちのアイデアで“仕掛け”をつくり、学内で実験できるのがこのプロジェクトの面白さ。おみくじをきっかけに、食や農業、SDGsについて考える学生が増えてほしい」と期待を寄せます。ノースエレメンツの殿木達郎プロデューサーも「麗澤大学から、野菜や農業の新しいファンが生まれることを楽しみにしている」とコメントしています。

今後は、実際のロッキン野菜との連動企画、産地との交流なども検討されています。キャンパスに登場した小さなおみくじ箱から、学生と社会をつなぐ大きな“ロックなご縁”が広がっていきそうです。

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